交通 スターリングへ行く・スターリングを回る

スターリングへ行く

スターリングはエディンバラ・グラスゴーからの日帰り旅行にちょうどいい距離。両都市からの交通の便も良い町です。

鉄道

エディンバラからスターリングへに行く場合、いちばん便利なのは鉄道。30分に1本の間隔で運行しており(夜や日曜日はもっと間隔があく)、所要時間は約45分。スターリング行きの列車(※注1)のほか、ダンブレイン(Dunblane)行きもスターリングに停車します。また、北に行くインターシティ線でもスターリングを経由する列車がありますが、詳しくは駅の表示板で確認を。
鉄道料金は時間帯によって異なり、平日朝夕の通勤時間帯は割高になるので、できるだけ避けた方がいいでしょう。

スターリング駅 スターリングへはグラスゴーからも30分に1本列車が出ています(時間帯によってはもっと多いことも)。グラスゴーには駅が2つありますが、スターリング行きはクイーンストリート駅(Queen Street Station)発着です。スターリングに止まるのはスターリング終点の列車のほか、ダンブレイン行き、パース(Perth)行き、インヴァネス行きなどたくさんあります。所要時間は各駅停車なら約40分、急行は30分程度です。
なお、ロンドン−グラスゴー線の列車はセントラル駅(Glasgow Central Station)終点なので、乗り換えの場合注意が必要です。セントラル駅・クイーンストリート駅間は連絡バスも運行していますが、本数はそれほどないようなので、タクシーの方が手っ取り早いかも。道が空いている時間帯なら5分程度ですが、昼間は10分以上かかることもあり、荷物がないなら歩いた方が早いです。

なお、本数はあまり多くありませんが、ロンドンからインヴァネスまたはアバディーン行きのインターシティ便で、スターリングを経由するものが日に数本(夜行を含む)あります。ほとんどはキングズ・クロス駅発エディンバラ経由インヴァネス行きのインターシティですが、ユーストン駅からの列車もあるようです。

※注1:
電車・・・と言いたいところですが、スコットランドの鉄道はエディンバラ−グラスゴー線以外まだ電化されていないので、実際はディーゼル車です。駅に停車中エンジンがアイドリングしているのが聞こえます。スターリング行きやダンブレイン行きなどローカル線は2車両編成の小さな列車で、中にはかなり使い古した感じのものも・・・。列車は全面禁煙ではなく、喫煙席・禁煙席に分かれています。

バス・コーチ

なるべくお金をかけずにエディンバラ、グラスゴーからスターリングへ行きたい場合、バスを使うと鉄道より若干割安になるようです。ただし時間がずいぶんかかるのであまりおすすめではありません。
ロンドン・スターリング間は、コーチ(長距離バス)が日に数本結んでいます。留学中ロンドンに行く際は、宿代を浮かすため夜間便をよく利用しました。料金的にはかなり得になりますが、日本の高速バスに比べると乗り心地は劣ります。特に夜間便は、体力のある若いうちでないとできないなあと思います。ヴィクトリア駅から徒歩数分のヴィクトリア・コーチ・ステーション発着です。

レンタカー

日本と同じ左側通行のイギリスは、道幅は日本より広いし、都市部を除けは交通量もそれほどないし、スコットランドではドライバーのマナーも概して悪くないので、日本人にとってはドライブしやすい国でしょう。ただし、ラウンドアバウトは慣れないと戸惑うし、英語の行き先表示を読むのはなかなか大変です。レンタカーを使う場合はあらかじめルートマップをよく確認しておくことが大切です。

エディンバラからスターリングへは、M9という高速道路を北に向かって辿り、スターリングへの出口で("A91 Stirling"と表示あり)高速から下りるだけ。簡単だしあまり混まないルートですが、M9の入り口にある大きなラウンドアバウトは信号つきタイプで、回る途中何回も信号を通るので、うっかり見落とさないよう要注意。

グラスゴーからの場合は、M8高速道路をエディンバラ・スターリング方面に向かって走り、途中でM80高速道路(スターリング方面と表示あり)に下ります。M80の終わりのラウンドアバウトでA80という一般道路に入り、そのままひたすら直進していく(途中ラウンドアバウトあり)と、やがてA80がまたM80という名前の高速道路に変わります。そのままずっと辿っていくとM80はM9に合流しますが、スターリングへの出口は合流地点の直前です。
個人的には、グラスゴーからの道路はいつも混雑しているし、工事や事故は多いしで、あまり好きではありません。

なお、これはスターリングに限らずイギリス全体に言えることですが、駐車違反の取り締まりは日本に比べるとずっと厳しいです。これは警察ではなく専門のTraffic Wardenという駐車違反取締り人が毎日駐車禁止エリアを巡回しているためです。駐車禁止の表示がある場所(路肩に2本の黄色線が塗ってある)に駐車した場合、ほぼ確実に罰金を払う羽目になるので注意してください。

スターリングを回る

スターリングの町自体は大きくなく、徒歩で充分カバーできるサイズですが、丘の斜面に立っている町で、駅・バスステーションは丘のふもと、観光スポットは丘の上なので、一気に歩くとかなりの運動になります。また、ウォレス・モニュメントやバノックバーン・ヘリテージセンターは、歩けないこともありませんが、かなり距離があります。見どころを一日でカバーする場合は、バスの利用をお勧めします。

観光バス

スターリングを周回するオープントップ・ダブルデッカーの"The Stirling Tour"バスは、日帰りビジターにはとても便利です。駅前の『ガイド・フライデー(Guide Friday)』という表示のあるバス停から40分おきに発車します。値段はちょっと割高ですが、チケットは1日有効で、途中乗降自由。好きなところで下車して自由に観光し、次のバスに乗って先を続けることができます。その上各観光スポットで入場料が割引になるという特典つき。フルに使えばお得なバスです。天気のいい日には2階のオープントップ席がおすすめ。各バスにガイドさんがついて案内をしてくれます(残念ながら英語だけ)。詳しい情報はGuide FridayのHP参照。

スターリング駅から乗る場合の周回ルートは、
駅 〜 バスステーション 〜 バノックバーン・ヘリテージセンター 〜 ツーリスト・インフォメーションセンター 〜 スミス博物館 〜 ブリッジ・オブ・アラン 〜 スターリング大学 〜 ウォレス・モニュメント 〜 ツーリスト・インフォメーションセンター 〜 旧監獄・ユースホステル 〜 スターリング城 〜 スターリング駅。

路線バス

スターリングの町は元気があれば歩いて回れますが、バノックバーンやスターリング大学、ブリッジ・オブ・アランは徒歩だとけっこう距離があって大変。観光バスを使わない場合、こうした場所には路線バスを使うことになります。バスステーションの各ベイに行き先案内・時刻表があります。料金は前払いなので、乗る時にドライバーに行き先を言うと料金を教えてくれます(違うバスに乗ってしまった場合にすぐわかるという利点もある)。路線バスにはたいてい喫煙席があります。

路線バスの短所は、停車案内の放送などがまったくないので、どこで降りるかちょっとわかりにくいこと。おまけに停車ブザーなどという便利なものもありません(あっても誰も使っていない)。乗る時にあらかじめ、ドライバーに「目的の行き先に着いたら教えてください」と頼み、できるだけドライバーの近くに座るようにするといいでしょう。ダブルデッカーもたくさん走っていますが、どこで降りるのかよくわからない場合、2階席に座るのはあきらめた方がよさそうです。

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更新日: 2001-12-09